幼児教育サポートー日本と現地。子どもに関わる専門家同士で、技術と知恵を共に高める。


日本で保育や教育の係わっているメンバーが、日本での知識や技術を生かして、セブの幼児教育施設でその情報を提供しています。

とかくフィリピンでの「幼児教育」は、その後の小学校教育(そのほとんどが英語で行われる)のための教育といった要素が大きく、机について読み書きを行うことが主流となっています。それは3歳、4歳といった幼い子どもたちにとっては負担が大きいものでした。また、フィリピンには幼稚園教諭や保育士といった資格はなく、小学校教諭の免許を持った教師が保育を行っています。そのため、教師側も迷うことが多く、研修等で勉強するチャンスも少ないそうです。

そこで、日本で保育や教育にかかわっているメンバーを中心に、日本での保育、保育技術を伝えたり、一緒に教材研究をする機会を持っています。日本のメンバーもフィリピンの手遊び歌やゲーム、工作を教えてもらい、お互いに保育技術の向上に努めています。